港区高輪、亀塚公園内ソーラー発電システム
(港区高輪地区総合支所様 )
港区高輪、亀塚公園内のトイレ施設電源および非常時用電源としてソーラー独立電源システムを設置した。
ソーラーで発電した電気は、平時にはトイレ内の夜間LED照明および小便器センサー、回転灯の電源として使用し、災害時等には非常用電源として活用する。 ソーラーの発電量は、高輪2340Wh、亀塚1360Wh/日(好天時)を見込む。 バッテリー蓄電容量は、高輪・亀塚ともに9600Wh。
主構成システム概要 | ||
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公園名 | 高輪公園 | 亀塚公園 |
ソーラーモジュール | 多結晶、最大出力195W× 3 | 多結晶、最大出力 85W × 4 |
充電コントローラー | MPPTコントローラー 45A、150VDC | |
液晶メーター | MPPT用液晶ディスプレーメーター | |
リレードライバー | 1台 | |
バッテリー | ディープサイクルDC12V、200Ah (20時間率)、AGM密閉型 × 4 | |
DC/ACインバーター | AC100V/DC12V 連続出力 1000W | |
インバーターリモコン | 1台 | |
LEDライト | DC12V、720mA 約8.6W | |
AC充電器 | AC100V/200V、DC12-48V、30-15A | |
DC/ACインバーター | AC100V/DC12V 連続出力120W |
ソーラーで発電した電気は、ソーラー制御盤内に設置した密閉式ディープサイクルバッテリーに蓄電され、平時にはトイレ内の夜間LED照明および小便器センサー、回転灯の電源として使用し、災害時等には非常用電源として活用する。 ソーラーの発電量は、高輪2340Wh、亀塚1360Wh/日(好天時)を見込む。 バッテリー蓄電容量は、高輪・亀塚ともに9600Wh (100%利用時)で、非常時に容量の70%を使用した場合に、合計AC100V/1000Wの電気器具を約6時間、AC100V/500Wの電気器具の場合は、約12時間の連続使用が可能。(トイレ内の設備も同時に使用するものとして計算)。 女子・多目的・男子トイレの夜間照明には、従来の蛍光灯ではなく消費電力の少ないLEDライトを使用。夜になるとLED照明が自動点灯し、人が入っていないときには照度50%で点灯、人が入ってくると照度100%で点灯する。 人の入出は各部屋に設置した人感センサーで行い、照度の調光はソーラー制御盤内に装備したLED調光器で調整する。
災害時の非常用電源としての目的を兼ねることから、万一無日照が続いて使用量が発電量を越えバッテリーの残量が設定値を下回った場合には、自動検知してAC商用電源でバッテリーへの電気を補充し、常にバッテリーの残量を満充電状態に維持するシステム。
2011/08/16 掲載